不妊手術は世界では最も一般的

女性の不妊手術は世界で最も一般的な避妊方法です。

ブラジル、インド、中国では既婚女性の1/3以上は、不妊手術をしているという。

男性の不妊手術（精管切除）は、女性の不妊手術よりも安全かつ簡単で安価ですが、あまり普及されていません。
（全夫婦の4％）

ニュージーランド、イギリス、オランダ、ブータンを含むほんの数カ国で、男性の不妊手術が女性の不妊手術を上回っています。

望まない妊娠をしてしまい、中絶を多くすることになり、妊産婦死亡の危険が高まっています。

近代的な避妊方法をとっている世界中の夫婦で、女性の不妊手術（36%）の次に普及していますが、子宮内避妊器具IUD（27%）で、次いでピル（14%）となっています。さらに6%が他の近代的な女性の避妊方法をとっているそうです。

日本では、ようやくピルの入手は最近可能になり、2000年には日本ではコンドームの使用は近代的避妊方法の78%に上っています。
これは1994年の86%から減少しているんです。

理由は、近年、夫婦がピルの使用に切り替えつつあるからだと思います。
ピルの使用は1999年、日本政府により認められました。

日本ではコンドームの使用がいくらか減ってきていますが、一方で他国では特にHIVのような性感染症に対する予防として、コンドームの使用が増加しているようです。